いきなりですが、下のチャートは、とある日(先週2022.10.21の金曜日)の東京時間のユーロ円1分足です。

おなじみのRCIを使った波乗りトレードの様子!
東京時間全体では、33pipsの値幅という、最近では珍しい、あまりボラティリティのない小動きな相場でした。
ただ、この日(2022.10.21)のNY時間は、ドル円が151円まで高騰し、ユーロ円も含めたクロス円全体も高騰していく中、日銀の介入のニュースで、それまでの流れと反対に円が高騰。
ドル円は、10円も急降下し、141円まで下落。これに連動して、ユーロ円も400pips以上下落し、この突然のニュースに振り回された人も多く、最近の油断の出来ない相場環境を絵にかいたような値動きでした。
まあ、FX・・・、特にデイトレでは、円安でも円高でもまったく関係なく稼げるんですが・・・
そんな値動きを誰もが予想もしていない東京時間ですが、30pipsという小さい値動きでも、RCIを活用したトレードをやれば、値動きの小さい東京時間でも、約96pipsの利益を得ることができるんです。
もちろん、すべての値動きを見逃さずに取ることは難しいでしょうが、ボラティリティの比較的小さい東京時間でもしっかり稼ぐことができることは分かっていただけると思います。
それじゃあ、東京時間のエントリー①~⑩を順番に考察してみることにしますね!
①東京時間スタートの9時ジャストのこの時間はどちらかの方向に数分動いた後に、反対方向に本来の動きになる場合が結構あります。
この日は、9時の合図とともに1分間陽線を付け、そのまま上昇?と思いきや、5分足のBBStop(ボリンジャーバンドの2σ)で上値を叩かれた感じです。
短期RCIを見ると「買われ過ぎ圏」からの下落を示唆しています。
次に、長期RCIを見ると、期間27のRCIの上昇の勢いが無くなってきており、ショートでのエントリー可能と考えます。
ここで、当然、方向転換して上昇することを考え、損切りポイントを設定しますが、場所としては、BBStop5m上バンドを陽線で突き抜ける動きをした場合、潔く損切りをします。
利確の目安ですが、短期RCI期間9が売られ過ぎ圏に到達するタイミングで考えます。
②9時45分、一旦上昇したローソク足がHMAとPriceBorder1分足の上バンドで押さえられ、短期RCI期間9、13も下方向へ方向転換しているので、ショートで入ります。
損切りはPriceBorder上バンドを突き抜ける位置で考え、利確については、短期RCIが売られ過ぎ圏に入ったタイミングで考えます。ただ、その後、ローソク足は、PriceBorder5m下バンドまで到達したので、ココを決済ポイントとします。
③10時10分頃に、PriceBorder5mの下バンドを下限として上昇した価格が再度下降し、短期RCIが、売られ過ぎ圏から上昇をするタイミングでロングエントリーします。損切りは、PriceBorder5m下バンドに戻ったタイミングとし、利確は短期RCIの買われ過ぎ圏到達を視野に入れつつ、短期RCIのMTF5mの勢いが強いことから、短期RCIのMTF5mが上限に達するまで伸ばすことにします。結果として、短期RCIのMTF5m到達のタイミングで、ローソク足もPivotに達したのでここで決済でOK!
④10時50分頃からBBStop5mに上値を抑えられています。短期RCIを見ると、期間9が下限から上昇し始めたタイミングでロングエントリー可能と考えます。
損切りは、BBStop1m2σを下抜けした辺りとします。利確は、短期RCIが買われ過ぎ圏に達したタイミングで想定しつつ、短期RCIのMTF5mの勢いが衰えない場合、こっちを利確の目安に改めます。結果として、短期RCIのMTF5mでの利確となりました。
⑤ここは、上昇中の押し目を付ける前の下降の動きなので、トレードを強引にやる必要はないですが、長期のRCIが買われ過ぎ圏から下へ向かう動きにあります。同時に短期RCIも下降し始めたので、エントリー可能とします。損切りは、PriceBorder1mの上バンドを超えたタイミングで、利確は早めに、短期RCIが売られ過ぎ圏に到達したところとします。
⑥11時40分頃、短期RCIが売られ過ぎ圏から上昇。チャート上では、1600HMA。PriceBorder5mミドルバンド付近なので押し目地点と判断できます。したがって、ココでエントリーします。損切り位置は、PriceBorder5mミドルを下に抜ける辺り。利確の目安は、短期RCIが買われ過ぎ圏に到達するタイミングで構えますが、買われ過ぎ圏に到達したタイミングで、長期RCIを見ると期間54のヒストグラムが下に向かっておらず、上昇の圧力が強いと考えます。結局、そのままホールドし、長期RCIの期間27が買われ過ぎ圏に達したタイミングで利確します。
⑦12時20分頃、短期RCI(9、13)が買われ過ぎ圏から下降し、少したって、短期RCI(MTF5)も下降し始め、同時に長期RCIも下方向となったのでショートエントリーします。損切りは、Priceborder1m上バンドまで戻ったタイミング。利確は、短期RCI(MTF5)が売られ過ぎ圏に到達したタイミングで行います。
⑧13時10分頃、短期RCI3本同時に売られ過ぎ圏からの上昇を示していますのでココでロングエントリーします。損切りは直ぐ下にあるBBStop5mしたバンドを下に抜けたタイミング。利確は短期RCI(9、13)が買われ過ぎ圏に到達するタイミングを考えつつ、短期RCI(MTF5)が上昇継続となったので短期RCI(MTF5)が買われ過ぎ圏に到達するタイミングまで引っ張りました。
⑨13時40分頃、短期RCI3本が買われ過ぎ圏から下降となったのでショートエントリー。損切りは、Priceborder1mを上抜けた辺りとし、利確は、短期RCI(9、13)で考えつつ、短期RCI(MTF5)の動きを注視します。結局、短期RCI(MTF5)がそのまま下降したので売られ過ぎ圏に到達したので利確します。
⑩14時30分頃、少し前からのレンジ・停滞状態から短期RCI3本が上昇を示したのでロングエントリーします。損切りは、EMA(200MTF5分足)紫のラインを下抜けしたタイミングで、利確は、値動きを注視しながら思い切って短期RCI(MTF5)が買われ過ぎ圏に到達したタイミングとします。