指標発表 損切り

指標発表時ノーポジ義務化!たった10秒で65pips上下に振れて茫然自失のFX個人トレーダーたちも…

今日は、昨日、思いがけない事故があって、私自身も失敗してしまったので、そのことについて書きたいと思います。

言い訳をすると、普段なら損切り設定を入れておくのですが…今回、うっかり忘れていたんです。

問題の動き…

2023年2月24日(金)22時30分のEURJPYの1分足の動きです。

20230224 EURJPY1分足

注目するのは、日本時間の22時30分…この日は米国の指標発表がありました。

当日の指標発表の内容と重要度です(岡三証券HPより)

20230224経済指標


22時30分に、米国の6つの指標が発表されました。 重要度からすれば、「政策金利」や「雇用統計」ほどではないので、まあ、「22時30分に指標発表があるなー」って軽く考えていました。

私は、欧州時間からの右肩上がりの相場に対して、エントリーし損ねていたのもあって、上のチャート図の緑の丸の左から3番目でロングを入れました。

ちょうど22時だったので、30分後の指標発表の重要度が高かったら、エントリーは見送ってたと思います。

そして、22時30分になった瞬間!

ローソク足が、スーッと下に動いたかと思うと、次の瞬間、元の水準近くまで価格が戻っていたんです。

瞬間的に、約65pips下げて、また元の位置まで戻ってきてしまいました。

こういう場面…ポジションを持ったときの私は、必ず、15pips(場合によっては、10pips)の値で損切りの指値を入れるのですが、このときはうっかり忘れていました。

22時30分…一応、チャートを見ていると、ローソク足に下に向かってヒゲ線がスーッと下がって、「ヤバい」と思って手動で損切りを入れたんですが、たぶん、65pips下がって、反転して、-50pips辺りで決済になった感じです。

っていうよりも、手動で損切りを入れたときは、MT4のチャートがフリーズしていました。 もうこうなるとクリックの連打です!!

なんとか損切りはできましたが… ホント、MT4もMT5も指標発表時にフリーズすることが多いですね。

なんでフリーズするんだろーって、以前、いろいろ調べたことがあります。

パソコンも複数台使っているし、それなりにスペックはあるし…通信環境かな?と思っても見ましたが、光回線の事務所でも、自宅でも…普段は快適なんです。

決定的だったのは、MT4がフリーズしても、同じパソコンで、ネットサーフィンとか、執筆作業とかは快適にできるんです。

結局、フリーズの原因はMT4自体にあるんですよね! あと、使用するインジケーターを極力減らすということも試みたらいいかもしれません。

MT4本体の設定では、ニュース配信やメール配信などを止め、表示するチャート数も「3333本」まで減らしてみました。でも結果は変わらず。

理由をハッキリさせてい私は、結局、契約しているFX会社のサーバーのスペックの問題だということで一応納得しました。

もうこうなると、個人の対策だけではお手上げ状態です。

そして、結論として…指標発表時など、瞬間的にサーバーへの負荷が増大する場面では取引をしないことが一番の対策になるものだということがわかりました。

FXの手法として、昔、書籍でも見かけた「指標発表トレード」とか名前を付けて、利益をあげられるようなことをおっしゃるトレーダーもいらっしゃいました。

しかしながら、昨今、大口トレーダーの台頭と戦略の変化、およそ人の反射神経・瞬発力では対応できない、AIを駆使した新しいシステムの導入により、大口トレーダーは、瞬間的な刈り取りも可能になりました。

おそよ、今の価格と過去の値動きを蓄積したシステムに、AIが判断して、どれくらいの枚数で仕掛ければどれだけ相場を動かせて、その動きに追随するであろう、個人トレーダーの後押しで、さらにどれだけ相場が動くのか…そして、今回の場合、下げ切ったところで、「買い(ロング)」を仕掛けて、価格の下げに利用した金額と元の水準に戻ったときの差額分を利益としてかっさらってしまう感じです。

結論としては、「FXのシステムにAIが組み合わさった今の時代、生身の人間が、指標発表時にポジションを持つことは自殺行為になる」ということです!

もちろん、本当に為替相場の動きに影響を与える発表があった場合、相場の流れが変わるかもしれませんが、それは1分とか、ましてや、数秒の瞬間的なものではなく、時間を掛けて方向転換するものです。

私たち個人トレーダーは、自分自身のスペックをわきまえたトレードをすることが、今後、生き残れるかどうかの分かれ道になります。

大口投資家が持っている超高性能なシステムとAIに太刀打ちできないことを潔く認め、彼らが仕掛けていない局面でトレードすることが何よりも大切です!



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まずは、これらのうちのどこかのFX口座を開設してください。(※すでにどこかのMT4を利用されている場合は、そのMT4を活用されても全然構いません!)

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