Price Border インジケーター

Price Borderは最強のインジケーターだった!

Price Borderは最強のインジケーターだった!

MT4用のインジケーターは数多くありますが、その中でも特に使えるインジケーターの1つが「Price Border」です。

「Price Border」は、為替相場の「平均回帰性」を利用したインジケーターになります。

まず、「平均回帰性」について説明しますね。

「平均回帰性」という言葉と考え方は以前からありましたが、海外で一般的に用いられてはいるものの、日本では「平均回帰性」の概念が乏しく、相場は波で動くというよりも、直線的に捉えるものとして扱われています。

この「平均回帰性」は、英語では、ミーン・リバージョン(Mean Reversion)と言います。
為替相場は、一直線に動くのではなく、大小の波を繰り返しながら動きます。
この波の動きの中で、上方向、下方向に振れた価格は平均値へ戻ろうとする性質を持っています。

平均値へ戻ろうとする動きをもっとも端的に表現しているのが移動平均線です。
ただ、移動平均線はミドルライン(中央値)のみで、上下の両端は示していないので、相場がどこまで上昇、下落するかは分かりません。

それを表現しているのがボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドは日本のトレーダーも好んで使う非常に優れたインジケーターです。

ボリンジャーバンドの外側のバンドは、標準偏差と言います。
標準偏差は、ある一定期間のデータの平均値から、どのくらいのばらつきがあるのかを計算した数値です。例えば、過去10本のローソク足のデータの平均値を計算した場合、ばらつきがあるほど標準偏差の数値は高くなります。
つまり、標準偏差の数値が高くなるほど、ボラティリティが高くなります。
ボリンジャーバンドの設定に、偏差の値を入力する欄があって、1、2、3のいずれかを入力してバンド幅を描画します。

価格はそれぞれの偏差によるバンド内に特定の確率で収まるというものです。
そして、トレンドが発生した場合はバンドは広がっていく性質を持っていて、その広がる状態をエクスパンションと言います。

ボリンジャーバンドはトレンドの発生を明確に表現してくれるので非常に有効なインジケーターです。

ただし、トレンドが発生し続ける状況では、価格の上昇に伴って広がっていくので、どこでトレンドが終息し、また反転するのかが分からないという弱点があります。

一方、「Price Border」は、上下に1本ずつとミドルラインの計3本と非常にシンプルです。

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