ポジポジ病 損切り

初心者が陥るFXトレードの罠!FXトレードで一番注意すべき点は!

FXで勝つためにどうすればいいのか?

FX初心者や、稼げないトレーダーの悩みですよね?!

稼いでいるトレーダーからすれば、「勝てるポイントでエントリーして、利が伸びたら決済すればいいんですよ!」

「鉄板ポイントさえ覚えれば、FXは簡単ですよ!」

っておっしゃられます。

それは、勝っているトレーダーだからこそ、言えるんですよね!

「勝てば官軍負ければ賊軍!」

でもでも、実は、FXで安定的に勝つためには、「鉄板のエントリーポイント」よりも「鉄板の損切りポイント」を意識する方が、安定的に大きく稼げるようになります。

実は、このことを理解できるようになるまでに、私自身、相当の年月を要しました。

「損切りが大切!」というのは頭では分かっているけど・・・

実は、初心者も、長年稼げていないトレーダーも「損切りの大切さ」は十分理解しています。

「損小利大」という言葉がありますよね? FXをやる人にとって、何度も何度も繰り返し聞いた言葉です。

損失額より利益額が上回れば、トータルでプラスになる。

これは当たり前のことですよね?!

この、小学生でも理解できる事実が、実際に、たった一人でチャートを眼前にトレードすると、突然、頭の中からパッと消えてなくなります。

私たちは、チャートを前にすると、利益を得たい、稼ぎたい病に陥ります!

その気持ちになること自体、稼げる人も、初心者や稼げない人も同様で悪いことではありません。

FXをやる目的は、お金を稼ぐためなんですから!

そりゃー、お金を稼いだその先に、お金で叶えたい夢も当然あると思います。が、とりあえずは「お金を稼ぐ!」ことですよね!

「お金を稼ぎたい!」 この思いは大切です!

初心者・稼げないトレーダーと、稼げるトレーダーは何が違うのか?

稼ぐためには、「鉄板のエントリーポイント」でしっかりエントリーすることも大切ですが・・・

何よりも重視して欲しいのが、「負を認めて潔く損切りをすること!」です。

トレードの世界には、見事なポイントでエントリーして、そのまま逆行なしで、プラスのまま利益を伸ばして決済する剛腕トレーダーも確かに存在します。

でも、稼いでいるトレーダーの多くは、エントリー後に数pipsから10pips、20pips程度の逆行は普通にあります。

ただ、ここで一言だけ付け加えておくと、トレードスタイルに関わらず、20pipsを超えるような逆行を頻繁に食らってしまうような場合、これは明らかにエントリーポイントが間違っているので、その点は注意しましょう。

また、たまに損切り設定をしないというトレーダーを見かけます。ただ、実際、そのようなトレーダーでも稼げている人はいらっしゃいます。

そういうトレーダーは、本当に鉄板で、厳選したポイントでエントリーをしており、腕前も超プロ級といえる域にあると思います。

そんなトレーダーも、たまに突発的なニュースなどによる予期せぬ動きで、逆行を余儀なくされた場合などは、その判断をした時点で、手動で損切りをスパっと入れます。

そんなプロ級のトレーダーでも場合によっては損切りを入れる一方で、初心者や稼げないトレーダーは、客観的にみて負けが分かっている場面でも、損切りを入れられません。

特に、負けてばかりのトレーダーは、わずか、100円、500円のマイナスを凄く嫌がる傾向にあります!

これって、トレードでしっかり稼いでいるトレーダーが聞くと、笑い話。鼻で笑われそうです。

初心者や稼げないトレーダーは、「マイナス」という表記に反射的に嫌悪感を持ちます!

「少し待って、プラスになったら建値でプラスマイナスゼロで決済しよう!」という気持ちが強くなります。
でも、これが本当に不思議なもので、価格は思惑どおりに戻らず、逆に、一転、逆行しはじめます。

問題は、このプラスマイナスゼロまで待ってしまうことにあります!

損切りを金額ベースで決めてはダメ!

FX初心者が損切りをする際、金額ベースで損切りをしてしまう傾向が非常に強いです!

具体的には、「今日は1日1万円稼ごう!」とか「一週間で500pips稼ごう!」とか、数値ベースで利益を考えてトレードをしてしまうことが要因です!

私自身の格言に「相場は生き物!」というのがあります。

トレーダーの期待通り、意図した方向に動くことは稀です。

そして、時には地震などの自然災害のように、凄い幅で価格が逆行したり、数分で100pips行って来いで上下に振れることもあります。

そんな予測不能な事態に出くわす可能性のある相場の世界で、金額やpipsベースで利益目標を立てて、無理なトレードをしてしまうことが「悪」なのです。

利益は「結果に過ぎない!」それより波に乗ったトレードを心掛けよう!

RCIを使ったトレードは、値幅よりも波の高さをしっかり取るトレードです。

その波の幅が、結果的に、5、6pipsの剥離でもOKです。

例えば、短期RCIの期間9が「売られ過ぎ圏」から「買われ過ぎ圏」に到達したけど、「利益の幅が、3pipsしかないから、もう少し粘ろう。」

こんな気持ちを持っては絶対ダメです!

理由は明白!

RCIを見ながらトレードをしていて、「売られ過ぎ圏」から「買われ過ぎ圏」に入ったということは、ロング目線じゃなく、ショート目線に切り替えるべき場所です。

そこをロングで粘ること自体、RCIトレードの手法を無視しており、「ルール無用」「トレードルール崩壊」の危険なトレードになってしまっています!

愚直にルールを守ることが勝てるトレーダーになるたった1つの道!

騙されたと思って、少しの間、「愚直にRCIトレード」を実践してみてください。

ルール厳守

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