
FXは、英語の「Foreign Exchange(外国為替)」の略です。
日本円を米ドルに両替するのに代表されるように、ある国の通貨(お金)を別の国の通貨と交換することを意味しています。
日本でFXは、「外国為替証拠金取引」とも呼ばれていて、一般的には、この意味の方がなじみ深いと思います。
FXのもっとも大きな特徴は、少ない証拠金(手持ち資金)で、何倍もの取引が可能になります(国内では、最大でも25倍まで、海外は規制が無いが、400倍、800倍、1,000倍が一般的)。
このように、FXは、取引額の一部に相当する証拠金を預けるだけで「何倍もの外国為替」の取引を行えるのが大きな特徴です。
この取引は、少額で大きな金額の取引ができることを意味しており、「レバレッジ効果」と呼ばれています。
特に、投資初心者の方は、「FX=難しそう」というイメージを抱きがちです。
でも、普通に考えてみると、世界の国々の通貨を交換するという点では、海外旅行のとき、事前に行う、「外貨両替」とまったく同じです。
FXでは、為替レートが期待していた方向に変動したタイミングで決済すれば、「為替差益」という形で、何倍もの取引をした通貨に対して利益が得られます。
FXの、外貨を売買し差益を得ることを狙う目的で行う通貨交換、この外貨の売り買いの価格差を狙った取引を「差金決済」と言います。