稼げるトレーダーと稼げないトレーダーの違いは何でしょうか?
為替相場というステージは、誰もが同じ土俵の上にあって、価格は、上がるか、下がるか・・・
この二択だけなのに、稼ぐ人は圧倒的に稼ぐし、稼げない人は、本当に稼げないのがFXトレードの世界の現実です。
この2つの違いは? 手法が間違っているから?
インターネットの普及もあって、FXの手法について、多くの人が情報発信していて、実際にその手法で稼いでいる人も多くいます。
稼いでいる人の中には、その手法の一部だけネット上に無料公開して、残りの部分をセミナーなどを開催し、有料で教材を提供している場合もありますが、私はネット上で無料で発信されている情報だけでも十分に稼げるトレーダーになれると思います。
情報過多ともいえる時代・・・
稼げる人と稼げない人・・・結局、何が違うんだろー??
稼げないトレーダーの典型例
ローソク足を見ながら、気持ちは早くエントリーしたい気持ちに溢れ、その気持ちから安易なポジションを持ってしまい、その後、マイナスになって悔しい気持ちを持ちつつも、価格が戻ってくることを祈っているうちに、価格が見る見る下がってしまい、結局、損切りになってしまう。
稼げないトレーダーの稼げない理由の1番ははこれに尽きます!
「分かっていてもやめられない!」
次に、稼げないトレーダーの典型例の2番目は、ローソク足をメインでトレードをする人、あるいは、ローソク足+移動平均線だけでトレードしている人です。
確かに、移動平均線は優れたインジケーターであり、トレードに欠かせないツールです。
ただ、移動平均線はあくまでも補助的ツールの1つに過ぎません。
移動平均線の使い方の代表例として、3本の向きがそろった際、「パーフェクトオーダー」と呼ばれる、トレンド発生の目安になりますし、トレンド発生時の押し目の目安(抵抗線)になります。
ただ、移動平均線だけに頼ったトレードはしてはなりません。
そもそもパーフェクトオーダーが発生したとき、既にトレンドが発生して、トレンドが相当な期間継続しています。
結局、よく言われる「頭としっぽはくれてやれ!」という相場の格言のとおり、パーフェクトオーダーまで待っていると、「頭」は通過している状況にあります。当然、同様にパーフェクトオーダーの考え方では、「しっぽ」も取れずに、その前に利確してしまうでしょう。
また、移動平均線を押し目の目安の抵抗線とする場合、最近の相場は、移動平均線が抵抗線にならずに、突き抜けてしまうことが多くあります。
それならトレンド転換?と思っていたら、50pips、いや時には100pipsの幅の「行って来い」で、結局、元のトレンドに戻ることも結構な頻度で出くわします。
そういう目にあうと、「移動平均線って押し目で使えないなー!」って疑心暗鬼に陥ります。
ベテランのトレーダーなら分かると思いますが、移動平均線が押し目の抵抗線として効くのは、なだらかなトレンドが継続する場合に限られます。
そんななだらかなトレンドは、デイトレをメインでやっている人にとって、週に1、2回遭遇すればマシな方です。
でも、最近のトレーダー・・・ここ数年、FXを始めた多くの方々は、週1、2回で数千円稼ぐぐらいのトレードでは物足らないんじゃないでしょうか?!
やはり、最低でも1日、1,2回程度はトレードして稼ぎたいと思っているでしょう。
それなら、月に数万円のお小遣い程度は稼げますし。
今までの手法は今の相場には通用しない!
為替相場も生き物です!
何年も同じような動きをするとは限りません。
FXが登場したのが「平成10年」
それ以前と、FXが登場してから、取引環境が整備・充実するまでは、「外国為替相場」は、企業の取引主体で動いており、経済状況を如実に反映するものでした。
だから、上昇、下降のトレンド発生から終息までのスパンは長かったと思います。
それが、特に昨今、FXの環境が成熟し、個人投資家も多く参入する中で、為替相場の値動きで、お金を稼ごうとする人がメインになってきました。
そうなると、短期的な値動きの幅…いわゆる日々のボラティリティも拡大し、短時間で上下に大きく振れる相場が頻繁に出現します。
となると、今までの比較的なだらかで継続するトレンドに乗ったトレードで利益を得るよりも、短期間の価格の上下の幅をしっかり取れるトレード手法が求められます。
トレーダーが時代の流れの中で、短期間で稼ぐ、「ゲーム感覚的」なトレードをするようになってきた今、勝つためには、値動きの反転ポイントをしっかりとらえるトレードが求められます。

「頭としっぽはくれてやれ!」
ではなく、
「頭もしっぽもいただきます!」
という相場格言が主流になってくるかもしれませんね。
この「頭もしっぽもいただきます!」の実現が可能にしてくれるのが、「RCI」を巧みに利用したトレードなんです!